人生初ギュカル「笑う男」を観劇して

こんにちは、また1つ夢を叶えたうめこです。

そう、その夢とは…

「キュヒョンさんのミュージカルを観劇すること」

です。キュヒョンさんを知り、ミュージカル出演経験があると知ったときからずっと観たかったキュヒョンさんミュージカル。略してギュカル。(というらしいですね)

念願叶って観劇してきました。

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いや〜、もうなんといったらよいのやら。素晴らしい。に尽きる。人生で1度、いや2度3度、とりあえず必ず観てほしい。それくらい素晴らしかったです(伝わらない)

拙い文章ではありますが、初観劇で思ったこと感じたことをずらずら書いていきたいと思います。

「笑う男」を観劇してまず思ったことは、舞台俳優チョ・ギュヒョンさんに出会えて良かった。です

普段は歌や踊りで表現をするキュヒョンさんを見ることが多いですが、お芝居で表現する姿を生で見ることは滅多にないと思うのでほんとありがたい機会だったなと思います。

周りは舞台メインでお仕事されているスペシャリストの方々だからその中で主演をやるってことにすごくプレッシャーがあったと思うんです。インタビューでもそう答えてらっしゃったし。でも私が観た舞台に立つキュヒョンさんは堂々としてて、客席全体を魅了させる魅力がありました。プレッシャーと舞台と役、それぞれと真剣に向き合っている人の姿だった(立ち位置)

思い出すだけでかっこよさでゼェハァしてしまう。

Twitterでも書いたんですが、舞台俳優キュヒョンさんに対してのかっこいいは舞台に立って演じる姿がかっこいいなんですよ。そりゃビジュアルもかっこいいに決まってますよ!!けど、こうなんていうのでしょうか。役者としての魂を感じるというか、やるからには全力でを感じるお芝居と歌でかっこよくて…(な、なにをいってるんだ)

 

くどいですね、すみません。ここからはコンパクトに書いていきたい…

 

まずは歌ですね。キュヒョンさんが登場し歌い始めた途端、息を呑みました。Super juniorやソロで聴くときも上手さに感動するのですが、また違うベクトルの感動なんですよ。声の出し方や歌い方も違うからかな。会場に響きわたるキュヒョンさんの美しい声がすっと耳に入ってきたあの瞬間、自然と涙がでました。(※まだ一幕序盤)普段歌ってる歌とは音域も違えば曲調も違ったりするから大変だと思うんですけど、見事な歌い上げ。沢山練習されたんだろうな。楽屋のお写真に写ってた楽譜には手書きで色んなメモが残されてたし。

歌に関しての詳しい感想はお芝居の感想と絡めながらまた書いていきますね。

ミュージカルの感想で欠かせないもう1つの話、お芝居について。生でみるキュヒョンさんのお芝居、すっっっっっっごくよかったです。今回がわたしにとって初めてのギュカルだったのですが、すぐ「(わたしはキュヒョンさんのお芝居が好きだ)」となりました。贔屓目もあるかもしれませんが、キュヒョンさんはお芝居もとてもお上手な方なんだなという印象を受けました。舞台好きとしては惚れる要素が総揃いしていて、たまらないです。ロイヤルストレートフラッシュ(煩い)

お芝居が上手だなと思った1番の理由はグウィンプレンから溢れ出す純粋さです。キュヒョンさんが表現するグウィンプレンの純粋さがもうピュアの極みで。演出家さんが仰ってた"キュヒョンのグウィンプレンは、汚れておらず無邪気で明るい人"がよくわかる。

特に無邪気な様子が現れているなと思ったのは2幕はじめの屋敷の場面。今までの生活では出会うことがなかった大きくてふかふかなベッド、毛皮がついたガウン?などに興奮を隠せないあの姿……キュヒョンさん可愛かったなあ(話脱線)ベッドで嬉しそうに飛び跳ねたり、お着替えさせられるのに恥ずかしさで戸惑ったり。いかにこういうことに慣れてないんです…感があってよかった。なによりキュヒョンさんが可愛かった(しつこい)

1幕でジョシアナ女侯爵に誘惑されるときも目が泳いでいたりして、激かわでした ギュウィンプレン。貴族に呼ばれたからと図になるわけではなく、初めての経験に夢心地になっただけなんですよね。だから誘惑もしっかり断ってデアたちのもとに戻ってくるわけですし。ここにギュウィンプレンの真っ直ぐさがでていいんですよ。けど戻ってきたらウルススにデアを放ったらかしにして貴族のとこへいってたと怒鳴りつけられてしまって…胸がぎゅっとなりました。

ウルススの気持ちわかるけど、グウィンプレンの気持ちもわかるし…なにより彼の純粋さがさ。この場面で、グウィンプレンとウルススの"幸福になる権利"という歌があって。この歌がいい、すごくいい。2人の歌の掛け合いが実の父親と息子のようで。激しくぶつかり合うんですよね。またキュヒョンさんの力強い歌声が活きてると思う。日本語訳を載せてくださってる方(https://ameblo.jp/zikzinblue/entry-12407083782.html)がいらっしゃったのでぜひ歌詞を見てほしい…。歌詞の意味を知った上でもう一度生で聴きたいな見たいなと思う歌と場面でした。

この場面のあとデアへ想いを伝える場面もいい(全部いい)デアを見つめるギュウィンプレンの真っ直ぐな瞳にまた涙が出てしまう…。

最初に戻ってしまうんだけど、このギュウィンプレンの純粋さがあるからこそお芝居後半の深みが増すんですよ。特に、天真爛漫でいつだって優しい表情を見せてたギュウィンプレンが貴族への怒りで表情が一変する"笑う男"の場面で。その前の"目を開いて"からこの曲への流れがわたしの中では1番好き。2曲ともボリュームがある曲で観劇後毎日聞いてて、連続して歌のにはかなりの体力が必要だと思います。だからこの2曲を続けて、あの声量で歌えるのほんとすごいと思う。ここでもキュヒョンの歌唱力に脱帽ですよ…。"目を開いて"での貴族へ訴えかけるあの瞳からは「もしかすると貴族もわかってくれるかもしれない」「世界を変えられるかもしれない」という希望が伝わってくるんですよ。真っ直ぐな思いが。

しかしその思いが届いたのはジョシアナ女侯爵("目を開いて"をきいてる彼女が涙を拭ってるのをぜひ見てほしい)だけで…。女王や他の貴族は彼の思いを聞いて笑うんですよね。彼らはグウィンプレンのことを怪物をみるような目で見ますが、真の怪物は人間の心を持たない彼ら自身。グウィンプレンこそが真っ直ぐな心を持つ真の人間なんだなと改めて思いました。

怒りを抑えきれず、つけていた鬘や装飾をどんどん突破らっていくあの迫力あるギュウィンプレンのお芝居にも胸を打たれました。今までずっと優しい目をしてた彼だからこそ…。

これまでにグウィンプレンの純粋さが上手く表現されてないと、この場面をみて心に何かがぐさっと刺さることはないと思うんです。だからキュヒョンさんはお芝居が本当に上手だなと。

また演出家さんの言葉を借りてしまうのですが、汚れのない明るいグウィンプレンだからこそ崩れていくギャップが大きいんですよね。

このギャップを表現するキュヒョンさんのお芝居が魅力的で。グッときました。コンパクトに書くと言ってましたが、結局くどくなってしまった…。

他にも触れたい場面がたくさんあるんです…"世界を変える"という歌がある場面とか…キュヒョンさんの殺陣場面も。ラストシーンの演出も目が離せないですし。近くで見るのもいいですが、舞台全体が見える上の階からも1度は見てほしいくらい綺麗でした。

まだ自分の中で感想を纏まりきれてないこともあり、ぐたぐたな感想ブログになってしまいましたが…いいたいことは「笑う男」を観に行ってよかった、舞台俳優チョ・ギュヒョンさんを観れてよかった、歌を聴けてよかった、お芝居を見れてよかったです。

必ず次も観に行くぞ!1回ではなく複数回観ることを目標に!!